なるべくなら言いたくない親のセリフですよね。
できることなら自ら机に向かって勉強する子に育ってほしいものです。
子どもに自分から机に向かってもらうのに大切なのは
勉強机に向かう心のハードルを下げること
心のハードルを下げる5つのコツを紹介していきます。
お気に入り勉強空間を作る
勉強スペースを、子どもがすすんで行きたくなるようなお気に入りの空間に少しだけアレンジしてあげましょう。
立派な学習机を用意しなくても、椅子やクッション、お気に入りの文房具などの小物だけでもOK!
学習台や高さが調節できる椅子は姿勢も改善できておすすめです。
また、テレビ、スマホ、漫画、おもちゃ、おやつなどのものが近くにあると集中力が落ちてしまいます。
これらのものは勉強空間から見えないようにしましょう。
完全に片付けなくても布をかぶせたり、大きな箱にしまうだけでOKです
まずは5分だけ、1ページだけ
いきなり『30分勉強しなさい』といわれてもやる気が出なかったり、集中力が続かない子もいます。
そんなときには『おやつの前に5分』『夕食後のテーブルで1ページ』と細切れの目標に切り替えてみてもいいかも。
「5分だけならやるか」と、自分で机に向かう習慣を少しずつ身に付けていけるようになればいいですね。
また、5分だけなら親御さんも一緒に勉強する時間がつくりやすいかもしれません。
5分だけでも自分から勉強を始められたら目一杯褒めてあげましょう
スケジュールを意識するしかけをつくる
子どもは、やることがたくさんあると見通りが立たずにやる気が出ないものです。
親子で一緒に『これなら頑張れそう!』と思えるスケジュール表やTODOリストを作って、いつスタートするかを明確にしてあげましょう。
また、スマートスピーカーや時計のアラームなどを自分でセットして、立てたスケジュールを自分で意識させられる工夫をしていきましょう。
スケジュール通りにできたらしっかりほめて、スケジュール表に花丸やご褒美シール、スタンプを積み重ねていくと自信につながります。
一問目はいっしょに
算数などは特に学年が上がるごとに計算が複雑で難しくなり、取りかかりにくくなるものです。
最初の一問だけでも隣について見守ってあげたり、助けてあげたりすることでエンジンがかかりやすくなります。
また、一問だけでも子どもの勉強を見ることで、どんなことを学習しているのか、つまずきや学習の遅れはないかを早めに気づくことができます。
子どもが一人でもやる気になるような言葉をいっぱいかけて
あげてください。
親も頑張っている姿を見せる
『勉強しなさい』と言っている親がスマホをずっといじっていたり、テレビを観ていたらやる気はおきません。
それよりも、『ママ、パパも頑張ってるから自分も勉強頑張ろう』と思って勉強してくれたらステキですよね。
子どもが勉強を頑張っているときは、親も家事に集中する、一緒に勉強するなどして頑張っている姿を見せていきましょう。
スマホやスマートスピーカーを活用すれば、家事をしながら音声教材を聴いて読書や勉強をすることもできます。
『今日パパはこんな勉強したよ。〇ちゃんはどんな勉強したの?』
なんて会話ができたらいいですね。
この記事では、子どもが自分からの机に向かうようになる家庭学習のコツについて解説してきました。
まず大事にしたいのが、子どもが机に向かう心のハードルを下げること
そのためには
これらのアプローチがおすすめです。
たとえ短時間でも子どもが進んで机に向かえたらしっかりと褒め、それが1日1日続いていくようにサポートしてあげましょう。
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